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02月21日-01号

  • "特別会計公共下水道事業費予算日程"(/)
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  1. 箕面市議会 2002-02-21
    02月21日-01号


    取得元: 箕面市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-21
    平成14年  2月 定例会(第1回)             第1回箕面市議会定例会会議録2月21日(木曜日)◯出席議員   1番  田代初枝君          14番  黒山政之君   2番  牧原 繁君          15番  斉藤 亨君   3番  増田京子君          16番  布 邦夫君   4番  牧野直子君          17番  石田良美君   5番  上島一彦君          18番  上田春雄君   6番  神田隆生君          19番  内海辰郷君   7番  名手宏樹君          20番  牧野芳治君   8番  林 恒男君          21番  北口和平君   9番  二石博昭君          22番  谷 茂男君  10番  西田隆一君          23番  松本 悟君  11番  藤井稔夫君          24番  大越博明君  12番  中川善夫君          25番  八幡隆司君  13番  永田吉治君◯欠席議員   なし◯説明のため出席した者の職氏名 市長        梶田 功君    教育長       中垣芳隆君 助役        芝 寅勇君    水道事業管理者   清田榮紀君 助役        横尾 巖君    監査委員事務局長  田尾雅彦君                    農業委員会 収入役       寺内 勇君              野口 誠君                    事務局長                    選挙管理委員会 市長公室長     平野忠志君              大谷和雄君                    事務局長 市長公室専任理事  岡村信悟君    教育次長      仲野 公君 総務部長      井上雅司君    教育推進部長    岡  修君 人権文化部長    草間 正君    生涯学習部長    清水義雄君 競艇事業部長    田中征男君    市立病院長     岩田吉一君 市民生活部長    西尾末生君    市立病院事務局長  忽那 正君 健康福祉部長    武藤 進君    消防長       高崎和男君 都市整備部長    芝山邦雄君    水道部長      梶田靖彦君 出納室長      熊井 稔君◯出席事務局職員 事務局長      奥野三十四君   議事課課長補佐   竹内正夫君 次長        上野信一君    議事課担当主査   西川和彦君◯議事日程(第1号) 平成14年2月21日 午後1時開議 日程第1  会議録署名議員の指名 日程第2  会期決定の件 日程第3  平成14年度施政及び予算編成方針 日程第4  第1号議案  平成14年度箕面市一般会計予算 日程第5  第2号議案  平成14年度箕面市特別会計財産事業費予算 日程第6  第3号議案  平成14年度箕面市特別会計競艇事業費予算 日程第7  第4号議案  平成14年度箕面市特別会計国民健康保険事業費予算 日程第8  第5号議案  平成14年度箕面市特別会計老人保健医療事業費予算 日程第9  第6号議案  平成14年度箕面市特別会計介護保険事業費予算 日程第10 第7号議案  平成14年度箕面市病院事業会計予算 日程第11 第8号議案  平成14年度箕面市特別会計牧落住宅団地事業費予算 日程第12 第9号議案  平成14年度箕面市特別会計萱野中央土地区画整理事業費予算 日程第13 第10号議案 平成14年度箕面市特別会計小野原西土地区画整理事業費予算 日程第14 第11号議案 平成14年度箕面市特別会計公共用地先行取得事業費予算 日程第15 第12号議案 平成14年度箕面市特別会計公共下水道事業費予算 日程第16 第13号議案 平成14年度箕面市水道事業会計予算 日程第17 第21号議案 箕面市一般職の職員の給与に関する条例等改正件---------------------------------------     (午後1時 開会) ○議長(上田春雄君) ただいまより平成14年第1回箕面市議会定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。 この際、諸般の報告をいたさせます。事務局長 奥野三十四君 ◎事務局長(奥野三十四君) まず、議員の出席状況をご報告申し上げます。 本日は全員出席でございます。したがいまして、本日の出席議員は25名で、議会は成立いたしました。 次に、本定例市議会に付議される事件の説明員をご報告申し上げます。  (以下報告) ○議長(上田春雄君) 次に、日程第1、「会議録署名議員の指名」を行います。 本日の会議録署名議員は、会議規則第117条の規定により、議長において7番 名手宏樹君及び19番 内海辰郷君を指名いたします。 次に、日程第2、「会期決定の件」を議題といたします。 お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から3月28日までの36日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。  (“異議なし”の声あり) ○議長(上田春雄君) ご異議なしと認めます。 よって会期は、2月21日から3月28日までの36日間と決定いたしました。 次に、日程第3、「平成14年度施政及び予算編成方針」を議題といたします。 これより、市長から施政及び予算編成についての方針を承ることにいたします。市長 梶田 功君 ◎市長(梶田功君) 本日ここに、平成14年度予算案及びこれに関連いたします諸議案をご提案申し上げ、ご審議をお願いするに当たりまして、当面いたします市政の運営方針と予算案の概要を申し述べ、議員各位をはじめ市民の皆様の温かいご理解とご協力を賜りたいと存じます。 新世紀の幕開けである昨年は、本市にとりましては第四次箕面市総合計画の初年度でもあり、「安心な暮らし」「いきいきとした暮らし」「暮らしを支える」を目標に、実施計画の着実な推進をめざしその第一歩を踏み出したところでございます。また、私にとりましては、市長として初めて本格的に編成した予算に基づく各種事務事業の執行に努めてきた年でもあり、おおむね順調に進捗しておりますのも、議員各位をはじめ市民の皆様の力強いご支援のたまものと、ここに深く感謝申し上げます。 最近、何かといえば暗い話題が多く、ものごとのとらえ方もとかく悲観的になりがちであります。日本経済は長い低迷から脱することができず、90年代のポスト冷戦期に、ITと金融を武器に躍進をほしいままにしたアメリカ経済の勢いにもブレーキがかかりました。そこに追い打ちをかけるように勃発したのが同時多発テロであります。アメリカ繁栄の象徴である「世界貿易センター」が瞬時にして崩壊する白昼夢のような映像が世界中に繰り返し流され、多くの人々が、新世紀の未来は決して明るいものではないことを暗示するイメージとして受け取ったことは想像に難くありません。 私たち自治体行政に携わっている者にとりましても、将来の展望は相変わらず厳しいものでございます。かつては豊富な市税収入と競艇事業収入に支えられ、きめ細かな行政サービスを提供するに至っておりました本市におきましても、景気の低迷等の影響をうけ財政は悪化の一途をたどり、安定した行財政基盤を確立するためには、膨らんだ行政サービスをどのように改革していくかが大きな課題となっております。「小泉構造改革」に邁進する政府と同じように、箕面市もまた構造改革を迫られていることは間違いございません。 ただし、構造改革を推進するに当たりましては、一刻も早くこの極端な不況を脱する必要があることを痛感いたしております。失業率が高まることで勤労意欲や自己実現の欲求が満たされない人々がますます増えるという、昨今の社会状況は決して健全なものではございません。先頃、取りまとめられました政府の新緊急雇用対策も歓迎すべきことだとは思いますが、さらに長期安定的な雇用の創出が早急に図られることが望まれているところでございます。 例えば環境やITなどの新しい分野で、長期的な事業を実施することにより、新しい雇用を生み出すような政策が必要だと考えております。政府におきましては5年間に530万人の雇用を創出するとの方針が示されておりますが、その具体的な取り組みを確実に進め雇用不安の払拭を優先的に図り、構造改革に耐え抜く社会基盤を作っていただきたいと願っております。 いずれにいたしましても、現状では、日本中のあらゆる組織がこれまでのやり方を変えざるを得ず、そのトップに立つ人々は、改革を叫び、組織を構成する人々に変革を求めております。私もまた市長として、職員には一層の意識改革を求め、行財政改革をさらに推進いたし、市民の皆さまのニーズにもメリハリをつけて対応していかざるを得ません。しかし、私はあえて、昨今のあまりにも悲観的な現状認識と、それに基づきます悲壮な覚悟にとらわれすぎることは避けたいとも思っております。 時代は常に変化いたします。あらゆる秩序は絶えず矛盾にぶつかり、その矛盾が一つひとつ克服されることにより、新しい秩序が生み出されていくのだと思います。私たちは確かに困難な時代を生きておりますが、それは私たちだけに与えられた運命なのではなく、私たちの先人もそれぞれの時代で同様の困難と格闘しながら今日の日本や箕面を築いてこられたのであります。そして、私たちの世代もまた後世に誇るべき歴史を作っていくよう不断の努力を求められているのだと存じます。 ですから、「いまの状況」を特別視して、あまりに力みすぎることで緊張に耐え切れずに疲弊したり、逆に無力感にとらわれて萎縮したりすることは、是非とも避けなければなりません。むしろ、こうした困難を克服していくことに、やりがいを見出すぐらいの余裕が必要ではないでしょうか。 厳しさの中にも柔軟性を持ちながら、前向きに、しかも粘り強く、様々な課題に取り組んでいく姿勢を貫く決意で、スタートしたばかりの第四次箕面市総合計画の着実な推進を基本に据え、以下、市政運営の基本的な考え方を申し述べたいと存じます。 まず、第1に「リーディングプランをより豊かなものに」するための取り組みについてでございます。 第四次箕面市総合計画におきましては、様々な事業を網羅的に実施するのではなく、これまでのまちづくりにより培ってきた成果と主要な課題をふまえ、社会や市民ニーズの変化に対応しながら重点的に取り組む事業を選択し、効果的なまちづくりを進めていくことを基本といたしております。そうした考え方から、分野を越えて総合的な事業展開を必要とする取り組みといたしまして積極的に推進しようとするのが3つのリーディングプランでございます。 今年度、私は、このリーディングプランの推進と同時に、その内容をさらに豊かなものにする施策を積極的に展開し、箕面市の将来を夢のあるものにしてまいりたいと考えております。 まず、「箕面新都心整備」につきましては、本市の中央部に位置する萱野中央地区におきまして、21世紀の箕面市の新しい玄関口となる都市核の形成をめざす本事業も、いよいよ平成15年度一部まちびらきが目前に迫ってまいりました。 昨年、都心ゾーンへの進出企業が確定いたしましたので、民間のアイデアを積極的に導入しながら、まちづくりの呼び水となります多機能型の商業施設開業にむけての動きが本格化することになります。これと並行いたしまして、公共駐車場の整備を進め、都心ゾーン周辺への不法駐車対策に万全を期すとともに、まちの魅力を一層高めることが期待されるペデストリアンデッキや公園・緑地につきましても、今年度中に工事に着工いたします。 まちづくりは一気に進むものではなく段階的に進展していくものでありますが、昨今の厳しい社会経済状況の中においてこそ、万全のスタートを切ることが特に大切だと考えております。新都心の未来を明るいものにし、市税投入を一層効果的なものにするため、北大阪急行線延伸の実現にむけての、より積極的な取り組みの継続とあわせまして、本事業の着実な推進に努めてまいります。 次に、「子育て環境の整備と教育の充実」についてでございますが、昨年、「箕面市子どもプラン」の教育分野のアクションプログラムとしまして、「箕面市教育改革プログラム」を策定いたしました。「学校園の自主性・自律性の確立」と「地域教育コミュニティの形成」を大きな2つの柱として、学校園・家庭・地域・行政が協働して教育改革を進めることができるよう具体的なプログラムを提示したものでございます。これにより、本市の子ども関連施策を推進する計画が整いましたので、今後はその着実な展開をめざしてまいりたいと考えております。 また、教育環境の充実という点につきまして、平成13年度2次補正による総務省の地域イントラネット基盤施設整備事業等を実施いたし、全小中学校にITを活用した最先端の教育環境を整備してまいります。 具体的には、各小学校に新たに40台のパソコンを設置し、小中学校の全教室を網羅するインターネット通信網を整備いたします。これによりまして各教室でブロードバンドインターネットを自由に活用したり、学校間でネットワークを通じた交流を行ったりすることが可能になります。 加えて、授業が一層効果的なものとなりますよう、ネットワーク上で利用できる教育用コンテンツの充実にも取り組んでまいります。また、市民の皆さまにご利用いただけますよう、全市立図書館学校図書館インターネットによる蔵書検索システムも立ち上げ、市民サービスの向上に努めてまいります。 これらにより、本市の教育環境のIT化は、今年度中に日本国内はもとより国際的に見ましてもトップレベルに達することとなります。箕面市の子どもたちインターネットという新たなメディアを活用し、時間と距離の壁を楽々と越え、世界中の子どもたちと自由に交流し、多種多様な情報を吸収し、グローバル時代にふさわしい豊かな知見を備えていくことでしょう。また、やがては子どもたち自身が世の中に役立つ情報を創造し、世界中に発信していくことになるはずでございます。私は、恵まれた環境の中、本市からIT時代の未来をさらに切り拓く人材が育っていくことを夢見て、まずは、子どもたちがITの恩恵に浴することができるように努めてまいります。 次に、本市の豊かな自然を象徴する緑豊かで景観にもすぐれた「山間・山麓部の保全と活用」についてでございますが、箕面・山麓保全検討委員会におきましては、平成13年度中に、「山麓保全アクションプログラム」の策定が完了いたします。 その中では、保全に伴う責任や負担を市民全体で担っていく方向性が提起され、山林所有者・市民・行政などが自由に話し合い、お互いの思いや、土地・資金・知識などの様々な資源を活かす「場」作りの必要性がうたわれております。本年度はこうした「場」を支え、維持させ、交流や連携を生み出す組織の立ち上げをめざし、準備を進めてまいります。 また、山麓保全という課題に対する持続的な取り組みに加えまして、家庭や身近な場所にも、山麓部の緑を背景に彩りのある草花が咲き誇り、人々の心をなごませる「花とみどりあふれるまちづくり」の推進にも本格的に取り組んでまいりたいと考えております。 例えばスイスでは、村の家々の窓いっぱいに紫や黄色のパンジーが飾られ、イギリスの家庭の多くでは、ガーデニングを趣味として自慢の花園には大輪のバラが甘い香りを漂わせております。 本市におきましても、箕面の風土を活かしたイベントの開催や緑化相談の実施、花の苗の配布など、市民の皆さまの自発的な取り組みをお手伝いできますような事業を展開し、ゆとりや安らぎ感あふれる美しいまちを後世に残してまいりたいと考えております。 さらに、以上のリーディングプランとそれを補完する諸施策に加えまして、私は市民の健康づくりと、そのために役立つスポーツ振興にも積極的に取り組んでまいりたいと考えております。 平成13年度中に策定予定の箕面市スポーツ振興計画に基づき、ハード・ソフト両面の様々な事業を進めてまいりますが、特に、本年度につきましては、第一総合運動場とその周辺地域を対象に、市民の皆さまが硬式野球など各種スポーツにより幅広く取り組めるような改修の可能性について、検討を加えてまいることといたします。 次に、「市政運営の絶えざる革新」についてでございますが、各種事業を的確に進めてまいる上で、行政として不可欠な取り組みにつきまして4点申し上げたいと存じます。 第1に、総合計画の着実な推進に、行政評価制度を最大限活用いたします。 平成12年度に導入いたしました行政評価制度は、3年目を迎えます。限られた財源の中で市民生活の向上を図るため、今後進めていく施策や事業についての評価を行い、過去の経緯やしがらみにとらわれることなく、成果の薄まった事業から行政課題や市民ニーズにより合致した事業、より効果の期待できる事業にシフトし、施策レベルにおいても大胆な選択と優先順位づけを行うことで、成果志向の行政運営をめざすものでございます。 昨年は、総合計画第1期実施計画の進行管理を行政評価制度によって行い、予算編成とも連携させることによりまして、実効性のある取り組みを進めることができました。評価調書に基づき能動的に業務を変革していくという段階にはまだ完全には至っておりませんが、行政評価を経て実施することになった事業を1年後に再び評価するという、「計画・実施・評価」の作業サイクルに対する理解は深まってまいりました。 しかしながら、さらに効果的・効率的な市政運営を実現するためには、これまでの取り組みをふまえ、行政評価制度の熟度を一層高めることが必要だと考えております。なかでも、職員の目的意識とコスト意識を高めるため、事業の目的・目標の追求及びその達成度を明らかにするとともに、人件費を含めたコストを的確に把握することが課題であり、本年度も実施計画進行管理作業と並行して鋭意検討してまいります。 第2に、アウトソーシング計画の策定をはじめといたしまして、行財政改革を積極的に推進いたします。 先ほども申し上げましたように、あらゆる秩序は常に変化を続ける以上、いわゆる行財政改革は地方自治体にとりましてもこれで終わりということはなく、不断に取り組まなければならない課題であると認識いたしております。 現在、箕面市行政改革推進委員会でご審議をいただきながら、行政改革推進5カ年計画(案)に基づく改革を進めているところでございますが、当初案に盛り込まれました87項目に限定せず、社会状況の変化等を見据え新たな項目の追加も行いながら、さらに一層成果をあげていくよう努めてまいります。 また、これまでの取り組みに加えまして、行政の仕事そのものを新たな視点から改革するために、「(仮称)箕面市アウトソーシング計画」を策定いたしたいと考えております。 社会の成熟に伴い、今後ますます市民のニーズは拡大・多様化してまいりますが、これらのニーズすべてに行政が対応してサービスを直接提供することは事実上不可能でございます。むしろサービスの内容如何によりましては、専門的な技術やノウハウを持つ民間の活力を導入したり、より地域に密着したボランティア、NPOなどの市民活動に提供していただく方が、ずっと有効かつ効率的な場合が少なくないと思われます。 もちろん、これまでも民間委託などアウトソーシングを進めてまいりましたが、そうした取り組みも含め、この際、私たち行政が担ってきた仕事をアウトソーシングという観点から全般的に見直し、一つの計画にまとめ上げることで、本来、行政が担うべき分野への人員の大胆なシフトや、事務執行方法の効率化につなげていくことは、21世紀の分権時代の行政にとって避けて通れない手続だと考えております。 なお、アウトソーシングの取り組みの一つといたしまして、市立保育所の一部民営化の可能性について、保健医療福祉総合審議会児童福祉部会におきまして、本市の保育施策のあり方を審議する中で具体的にご検討いただくことといたします。 第3に、民間企業への長期派遣研修などを実施し、職員のさらなる意識改革に取り組んでまいります。 行財政改革を進めていくに当たっての最大のポイントは、職員の意識改革にあることもまた周知の事実でございます。右肩上がりの時代には、その時代に適した業務の進め方を行ってきたからこそ、今日まで様々な分野で本市は他の自治体にまさる行政サービスを提供することができたわけでございますが、これからは低成長時代を生き抜く自治体といたしまして職員の思考方法の転換を図らなければなりません。 地方公務員法に守られた自治体の職員は、民間企業の方々と違いまして、リストラの嵐にさらされることもないため社会経済情勢の厳しさを実感できず、意識改革が遅いのではないかというご批判を受けることが多いのですが、真摯に受け止めなければならない課題だと存じております。 昨年4月から総務省職員を受け入れることにより、国等の事業をダイナミックに展開できる土壌づくりと、政策形成・推進に当たりましての職員の意識改革に大きな刺激と成果をもたらせておりますが、本年度はさらに直接的な施策といたしまして、民間企業への長期派遣研修を開始したいと考えております。 民間企業に派遣された職員は、行政とまったく異なる組織で実務に携わることによりまして、民間企業における徹底したコスト意識や顧客志向の経営戦略を学ぶことができると考えております。派遣される職員は必ずしも多くはございませんが、行政の現場に戻ったときに周りの職員に与える影響を考えますと、その効果は決して小さいものではございません。 また、人事評価において「減点主義」という言葉がありますように、積極的に新しいことに挑戦するよりは、日々の仕事を無難にこなすことの方を重視する傾向が強いことも指摘されております。財政状況が悪化し行財政改革ということばかりが強調される中では、なおさら職場の活気が失われ、職員の姿勢が後ろ向きなる傾向も無理はございません。 しかしながら、こうした時代だからこそ逆に、私は職員に「新しいことに挑戦する勇気」を持ち、積極的にこれまでにない取り組みをするよう促していきたいと存じております。なぜなら意識改革はチャレンジする姿勢があってこそ進んでいくと考えているからでございます。もちろん、挑戦に多少の失敗はつきものですから、職員が失敗を恐れずにすむ職場環境を、市長である私が責任を持ってつくっていかなければならないものと決意しているところでございます。 第4に、市民活動センターの稼働により、さらに実践的な市民との協働を進めてまいります。 昨年度の施政方針でも申し上げましたように、地方分権の時代にあっては、市民活動・NPOの充実が不可欠であるとの考えのもと、非営利公益市民活動促進委員会答申「みのお市民社会ビジョン21」に基づき、市民主体の活動促進を図るための環境整備について検討を進めてまいりました。 その検討結果を受け、いよいよ本年から市民活動を総合的に推進する拠点といたしまして、「市民活動センター」がみのおサンプラザ1号館において稼働いたします。そこでは、市民活動の情報収集・発信や相談など、主にソフト面での機能の充実を図ってまいりたいと考えております。 それと並行して、平成15年度の箕面新都心の一部まちびらきにあわせまして、「市民活動センター」を移設し、新都心の公共公益施設として整備するため、施設内容や規模についての検討も進めてまいります。これによりまして、箕面新都心にはソフト面だけではなく会議室・作業スペース相談ルームなどのハード面も充実した「市民活動センター」が誕生することになります。 今後、この市民活動センターが十二分に活用され、真に実践的な市民との協働が本市に根づいていくことを期待しております。市民との協働という理念を追求する中で試行錯誤は避けられないとは存じておりますが、市と市民との信頼関係を深め、21世紀にふさわしいまちづくりが推進できるよう引き続き努力してまいりたいと考えております。 次に、予算編成の概要につきまして申し述べたいと存じます。 予算の編成に当たりましては、行政改革推進5カ年計画(案)の一環として策定いたしました財政健全化計画(案)を基本といたしておりますが、これまでの財政健全化の取り組みにつきましては、歳入・歳出の両面において目標はおおむね達成しているものの、計画策定時の予測を超える景気の低迷によりまして、歳入面においてはきわめて厳しい状況となっております。本格的な景気回復にはまだまだ時間がかかることが想定され、この難局を乗り越えるためにも、引き続き財政健全化計画(案)の内容と進捗状況を点検精査してまいります。 なお、本年度の財政見通しにつきましては、本市歳入の根幹であります市税におきまして、恒久的減税と雇用情勢等の悪化による個人所得の低下の影響を受け、市税におきまして約8億5,000万円が減収するなど、平成13年度を大きく下回る歳入見通しとなっております。 また、競艇事業につきましては、議員各位のご支援・ご協力のもと、本年度は8大特別競走の一つであります「第17回賞金王決定戦競走」を開催する運びとなりました。さらに、「箕面市営競艇事業収支適正化計画」に基づき、従事員数の適正化や業務改善等により事業経費を圧縮する一方、他の競艇場等との協力などにより売り上げの向上に努めることで、一般会計への繰出金として6億円を確保してまいりたいと考えております。なお、今後とも貴重な自主財源を確保いたしますため、競艇事業に対する議員各位のご理解とご支援をお願いするものであります。 歳出におきましては、現下の厳しい財政状況を踏まえ、行政評価制度との連携を強化し、事務事業の再構築と見直しによる経費の抑制に努めながら、市民生活に不可欠な事業や箕面新都心をはじめとするリーディングプランの着実な推進、及び新たな市民ニーズに応じた事業を展開いたすため、施策の重点化や優先順位づけなどによりまして本市の特性を生かしたまちづくりを進めることを基本方針といたしました。しかしながら、市税収入等の大幅な落ち込みによる財政構造の硬直化に歯止めをかけるまでには至っておりません。 その結果、経常収支比率は平成13年度当初予算に比べまして、8.1ポイント増の106.1%となった次第であります。これは平成13年度の地方交付税制度の改正に伴う普通交付税の代替財源として措置された臨時財政対策債、及び恒久的減税に伴う市民税減税補てん債による影響が大きいわけでございますが、いずれにいたしましても、地方の安定財源を確保する税制改革の遅れや経済活動の長期低迷が背景にあるとは申しましても、財政健全化への取り組みがますます緊急かつ重要な課題となっていることは間違いございません。 また、本年度の臨時的経費等に充当する財源といたしまして、都市施設整備基金など特定目的積立基金約40億円及び財政調整基金10億円を取り崩し、予算を編成いたしました結果、一般会計      448億 9,600万円       1.2%増競艇事業会計      869億 5,441万円       8.9%増国民健康保険事業会計      84億 8,676万 4,000円    0.8%増公共下水道事業会計      28億 4,389万 3,000円   10.7%増牧落住宅団地事業会計         2,237万 5,000円    6.7%減老人保健医療事業会計      92億 4,527万 1,000円    5.2%増財産区事業会計      23億 6,121万 3,000円    1.0%減萱野中央土地区画整理事業会計      14億 5,853万 1,000円   18.8%減介護保険事業会計      41億 5,768万 7,000円    7.4%増小野原西土地区画整理事業会計      11億 1,527万 7,000円    5.3%増公共用地先行取得事業会計      12億 3,566万 1,000円   49.0%増病院事業会計      81億 1,526万 7,000円    6.5%減水道事業会計      38億 4,020万 3,000円    3.4%減計    1,747億 3,255万 2,000円    4.9%増となった次第でございます。 次に、本年度の予算編成に当たり、意を注ぎました主要な施策につきましてご説明申し上げます。 第1に、「安心して暮らせるまちづくり」についてでございます。 まず、保健・医療・福祉施策の総合的推進でございますが、健康増進につきましては、早期発見への対応が求められておりましたB型・C型肝炎検診及び前立腺がん検診を、これまでの健康診査の検査項目に追加してまいります。また、健やかで心豊かに生活できる活力ある社会の実現に向け、具体的な目標を示す計画「(仮称)健康みのお21」の策定を進め、市民の健康づくりを支援してまいります。 市立病院につきましては、患者サービスの向上と経営の効率化を促進するためのオーダリングシステムの本格稼働に引き続き、最先端の取り組みといたしまして電子カルテを導入し、医療情報の電子化を図ってまいります。また、老朽化した設備の更新及び施設の改修にむけた調査・検討に着手いたします。 子育て支援策につきましては、民間保育所・簡易保育所への配慮を行いながら公立保育所の定員弾力化を図り、待機児解消をめざしてまいります。また、現在、同時に複数の感染症児の受け入れができないことや、保護者の就労支援の観点からも増設要望があります病後児保育室につきましては、西部及び東部地域の公立保育所におきまして、それぞれ1ヵ所を確保し利用者の利便向上を図ってまいります。 高齢者福祉施策につきましては、高齢者が住み慣れた地域でいつまでも自立した生活を送りながら社会に参加していけるような環境づくりが必要だと認識いたしております。そこで、地区福祉会による小地域ネットワーク活動などの福祉活動をさらに効果的に展開するため、高齢者が気軽に集える場所を確保するとともに、自立支援のためのNPO活動等への支援策の充実を図ってまいります。 また、長寿祝金制度につきましては、「敬老の精神や高齢者の長寿を祝う観点から、受給対象者及び支給方法等を見直し継続することが望ましい」との保健医療福祉総合審議会からの答申に基づき、見直しを行いまして、それにより生み出された財源は新規の福祉施策に充当いたします。 また、東部地域において在宅介護支援センターの運営を新たに委託するとともに、要介護状態にならないための介護予防教室を開催いたします。 障害者福祉施策につきましては、障害者市民の自己選択、自己決定の尊重、利用者本位のサービスの提供などを目的として、「措置制度」から「支援費制度」へ移行することになりました。これに伴い本年10月から申請を受け付け、来年4月から支援費支給を開始する必要があり、利用者への情報提供や市民サービス及び支援費支給体制の整備などの制度実施にむけ、万全の準備を進めてまいります。 また、障害者福祉センターささゆり園につきましては、重度重複障害者の市民の日中活動の場を確保するとともに、医療的ケアが必要な障害者市民にも利用可能な福祉サービスを実現するため、身体障害者デイサービス(介護型)機能を備えた施設として再編整備いたしますので、そのための設計業務を進めてまいります。 さらに、本年4月から精神障害者保健福祉業務の一部が、大阪府から市町村に移管されるとともに、ホームヘルプサービス・ショートステイなどの福祉サービスが新たに開始されますので、その円滑な実施に努め精神障害者の地域における生活の確保を支援してまいりたいと考えております。 次に、身近な生活環境の整備と保全でございますが、良好な住環境の整備と保全につきましては、中高層マンションの建築に伴うトラブルに際し、建設計画等に精通した建築家や弁護士によるあっせん及び調停によって当事者間の調整を図るため、紛争調整に関する条例を制定いたしたいと考えております。 身近な道路・公園施設につきましては、市民参加による協働の輪をひろげ、市民とともに適正な維持管理を行うアドプト制度の活用を図ってまいります。 また、旧火葬場の解体及び市霊園の再整備の完了に伴い、市霊園の空き地を有効活用し墓地使用者の新規募集を行ってまいります。 住宅施策につきましては、中堅所得者層の市内定住や、公営住宅入居者の適正化を促進するため、特定優良賃貸住宅の建設等に係る助成措置を講じ、中堅所得者層むけの良質な公的賃貸住宅の供給を促進いたします。また、公的住宅を供給するために、引き続き民間活力を用いた借上公営住宅制度の運用を図ってまいります。 都市緑化の推進につきましては、先ほど申し上げました「花とみどりあふれるまちづくり」を推進するとともに、市域全体のみどりを対象とした「緑の基本計画」の策定に着手いたします。 循環型社会への取り組みといたしましては、一部公共施設から発生する生ごみや剪定枝による肥料等の生成について検討しておりますが、今年度は生成技術の習得及び公共施設等での利用検証を目的に、環境クリーンセンター敷地内で本格的な実証実験を行ってまいります。 次に、安全の確保でございますが、防災対策につきましては、大規模災害時における避難路・輸送路の確保のため、橋梁及び道路の補強を行っておりますが、本年度において橋梁補強は終了する予定となっております。 危機管理体制の充実につきましては、災害時・緊急時における迅速で適切な対応を行うため、全庁的な防災情報システムのあり方について調査・研究を行ってまいります。 また、高齢社会を迎える中、住宅火災による高齢者の罹災の低減・抑制を図るため、高齢者世帯等に重点をおいて住宅防火診断、啓発活動などを実施いたします。 交通安全対策につきましては、市道才ヶ原線及び市道箕面今宮線の歩道整備を行うとともに、市道西宿小野原線の国道171号との交差点改良を実施いたします。 第2に、「いきいきと暮らせるまちづくり」についてでございます。 まず、文化の振興と教育・学習環境の充実でございますが、人権施策の推進につきましては、市民一人ひとりの人権が尊重されたまちづくりを推進するため、その法規範としての「(仮称)箕面市人権条例」の制定にむけた検討委員会を設置いたします。また、府及び市同和対策審議会の答申に基づき、「地域改善対策特定事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律」失効後における同和行政の一般施策への円滑な移行を図ってまいります。 また、第3期箕面市男女協働参画推進計画に基づいた事業を進めるとともに、男女共同参画社会基本法の趣旨をふまえた条例のあり方につきましても、「(仮称)箕面市人権条例」の検討経過を見定めながら、調査・検討を行ってまいります。 学校教育につきましては、本年4月からの完全学校週5日制に伴う新学習指導要領の実施に当たりまして、ゆとりの中で児童・生徒の学力の定着・向上が図れるよう、ティームティーチングなどの指導形態の工夫、改善及び総合的な学習の時間の充実に努めてまいります。また、校園長を中心とした自主的・自律的で組織的な学校運営と、地域とともにある学校づくりを進める中で、児童・生徒の個性の伸長を図ってまいります。 また、全中学校区にすこやかネット(地域教育協議会)を設置し、地域の総合的な教育力の活性化を促すとともに、全小中学校に学校協議会を設置いたします。さらにモデル的に学校余裕教室を青少年健全育成地域活動や地域福祉活動拠点に有効活用してまいります。 一方、経済的理由による修学困難者に対し教育の機会均等を確保するため、高校生に対する奨学金の給与を拡充いたします。また、多くの子どもとの出会いのなかで相互に影響を受けながら人間形成の基礎を育む就学前教育において、集団生活の場を確保するため、とどろみ幼稚園の3歳児入園を実施いたします。 小中学校の施設整備につきましては、引き続き豊川北小学校の大規模改修を実施するとともに、第二中学校のプール改修工事及び東小学校の大規模改修に備えた設計を実施いたします。また、萱野東小学校におけるエレベータの設置工事など、ノーマライゼーションの理念をふまえた施設改修も進めてまいります。 なお、IT講習会につきましては、昨年希望して受講できなかった市民が約400名にのぼり、継続実施の要望も強いため本年度は生涯学習センター等の事業の中で実施する予定でございます。 天然記念物であります箕面山に生息するニホンザルの適正管理につきましては、従前からサルを自然に帰す取り組みを進めておりますが、さらに箕面山猿保護管理委員会からの提言を受け、観光客の餌やりを防止するための啓発等の対策を行ってまいります。 次に、自然環境と地球環境の保全でございますが、山間・山麓部の保全につきましては、「市民の森」の安全な利用を図るために、新緊急雇用対策制度を活用し園路の崩壊箇所及び不法投棄物の調査・点検を行うとともに、園路沿いの枯木・下草の伐採等を実施し、適正な維持管理を図ってまいります。 さらに、市民参加のもとで検討を進めてまいりました「瀬川のわき水」を活用した親水空間づくりにつきましては、瀬川中公園北側で整備を行ってまいります。 市有建設物につきましては、適切な維持管理とともに、必要に応じて修繕・改修を行い、建物の延命、ライフサイクルコストの縮減や利用者の利便性・安全性の確保を図ってまいりましたが、今後、省エネ対策を行うことで、経費削減と環境対策に同時に効果を発揮できる工法を導入してまいりたいと考えております。 次に、雇用創出と産業の活性化でございますが、雇用創出につきましては、各自治体が創意工夫を凝らし緊急に対応すべき事業に対し、緊急地域雇用創出特別交付金が配分され、本市におきましても平成16年度末までに約1億3,000万円が配分される予定となっておりますので、特に環境美化、情報化推進などの分野を中心に積極的に活用してまいりたいと考えております。 また、障害者雇用支援センター機能及びシルバー人材センター機能の充実を図るとともに、就労情報発信・相談機能を確保するため、引き続き「(仮称)就労支援センター」の建設を行い、来年4月の全面オープンをめざしてまいります。 商工業の振興につきましては、商店街、小売市場等の商業集積地区の魅力とにぎわいの創出にむけて、消費者、商業者等で構成する団体が商業活性化ビジョン、アクションプランに基づいて実施する事業に対し商工会議所を通じて補助を行い、まちづくりの視点での商業活性化を推進してまいります。 観光の振興につきましては、観光シーズンにおける観光客の利便性の確保、回遊性の向上と箕面ドライブウェイを中心とした府道豊中亀岡線の交通渋滞の緩和をめざして、昨年に実施いたしました臨時シャトルバスの運行実験の結果を検証し、本年度につきましては、有料化と交通規制の区間等の見直しを前提とした大型バスによる運行実験を実施してまいりたいと考えております。 農林業の振興につきましては、21世紀の大阪の森林づくりを担うため府下16森林組合が昨年10月に合併発足いたしました「大阪府森林組合」に対し、安定経営のもと事業展開が図られるよう支援を行う必要がありますことから、大阪府及び関係市町村とともに運転資金を貸し付けてまいります。 新産業の振興につきましては、国の支援制度を活用してみのおサンプラザ1号館の空き店舗において整備した「箕面マルチメディア・ラボ」におきまして、多様な情報通信機器の利用環境を広く市民に提供し、ITを活用した新産業の振興などを促進してまいりたいと考えております。 第3に、「暮らしを支えるまちづくり」についてでございます。 まず、秩序ある市街地の形成でございますが、市街地の整備・再編につきましては、桜井駅周辺地区について市街地再開発事業を進めるための地元準備組合による環境づくりを見極めながら、準備組合への支援を行ってまいります。 小野原西特定土地区画整理事業につきましては、平成16年度一部まちびらきをめざし、引き続き地権者及び周辺住民との協議を行いながら防災工事及び宅地整地工事等を実施いたしてまいります。 彩都:国際文化公園都市につきましては、ライフサイエンスの国際拠点形成の一環として、医薬基盤技術研究施設の整備に必要な予算が措置されるなど、平成16年春の一部まちびらきにむけた取り組みが進展しており、事業進捗にあわせながら都市基盤整備公団や彩都建設推進協議会など関係機関との協議・調整を進めてまいります。また、まちびらきにあわせ住居表示を実施する必要がございますので、そのための事務手続に着手いたします。 水と緑の健康都市につきましては、事業推進への合意にむけて引き続き大阪府と協議を進めてまいります。また、長年の地域課題である止々呂美地区既存集落周辺部の整備につきましては、水と緑の健康都市をはじめ余野川ダム、国道423号バイパス、第二名神高速道路などの関連事業の進捗を見据え、猪名川総合開発建設推進協議会や地元組織である止々呂美地域まちづくり協議会との協議・調整を図りながら「まちづくり基本構想」を策定いたします。 道路整備につきましては、小野原豊中線第2工区の事業認可を取得し、用地の先行買収、橋梁の詳細設計を行ってまいります。また、公共施設利用者の利便性及び安全性の向上と良好な交通環境を形成するために、市立東保育所北側の道路整備を行ってまいります。 安全で快適な都市環境の整備・保全につきましては、いわゆる「交通バリアフリー法」に基づく、地域の特徴を踏まえた「移動円滑化基本構想」の策定を、関係機関・高齢者・障害者・一般利用者等からなる「(仮称)交通バリアフリー法推進協議会」を組織し進めてまいります。 上水道につきましては、鉛に関する水質基準改正を見据え、鉛製給水管の取り替えを重点的に実施いたしますとともに、浄水場施設の保安強化など危機管理の対策を順次進めてまいります。また、北部水道の水源につきましては、余野川ダムからの利水に関し、経済的、安定的な水源確保の観点から府営水道の導入を含めて再評価を行うなど、量的・質的にも利用者が満足し信頼できる水道供給に努めてまいります。 公共下水道につきましては、彩都:国際文化公園都市の区域外汚水管の整備を行いますとともに、防災・浸水対策として、西小路地区における雨水管整備を進めてまいります。 また、下水道事業はその管理運営にかかる経費の大部分を下水道使用料として徴収いたしておりますので、建設経費と管理運営経費の分離など経営状況や財政状況を明確にし、下水道使用料算定の適正化と透明性をより向上させるため、来年4月からの地方公営企業法適用をめざしその準備作業を進めてまいります。 次に、多様な市民活動の推進についてでございますが、本市の情報化の方向性や目標を明らかにした「箕面市情報化推進計画」を平成13年度に策定いたしましたので、今後は、本計画に基づく施策を着実かつ効率的に推進してまいります。 行政情報の提供につきましては、行政情報ネットワークシステム(Mネット)により新文書管理システムの運用を開始いたしますとともに、システムのセキュリティ強化を図ってまいります。 また、改正住民基本台帳法の段階的施行により、来年8月に開始が予定されております住民票の広域交付、住民基本台帳カードの交付等にあわせまして、住民基本台帳ネットワークシステムを円滑に導入するため、必要なシステム改修、制度改正を進めてまいります。 市民サービスコーナーをはじめとする証明発行業務につきましては、外部委託の活用やIT化の推進などによりまして業務内容を抜本的に見直し、市民の生活実態に則したサービスを実現いたしますとともに、一層の効率化を図ってまいります。その一環といたしまして、平成13年度末に萱野市民サービスコーナーを廃止いたしたいと考えております。 また、本市の情報通信基盤施設の有効活用を図り、IT都市化を推進するため、産・学・官が協働して「(仮称)IT CITYみのお推進協議会」を設置し具体的な取り組みを進めてまいります。 コミュニティ施策につきましては、本年4月オープン予定の萱野北小学校区のコミュニティセンターをもちまして、止々呂美地域を除きすべての小学校区においてコミュニティ拠点施設の整備が完了いたします。今後ともこれまでの公設置民運営の方針のもと、利用者の利便性の向上を図ってまいりたいと考えております。 また、市民主体のまちづくりを推進するため、箕面市まちづくり推進条例に基づく地区まちづくり協議会に対する補助につきまして、その対象団体を増やすとともに、地区まちづくり計画作成に対する補助を行ってまいります。 逼迫する本市財政状況の改善策の一環といたしまして、これまでにも関係機関との連携により市税収納体制の強化を図ってまいりましたが、今年度は、専門的知識と実践経験を併せ持つ人材を配置することで、収納率のより一層の向上を図ってまいりたいと考えております。 以上、誠に簡単でございますが、本年度の施政及び予算編成につきましての概要を申し述べた次第でございます。 なお、既に本年度予算の編成に当たり、市議会の各会派から多くのご要望をいただきましたが、必ずしも十分にお応えできておりません。ただし、ご要望の趣旨をふまえ厳しい財政環境の中で最大限努力いたしましたので、ご理解いただきますようお願い申し上げます。 冒頭に述べましたように、現状は自治体にとって非常に厳しい環境となっております。あえて、過去の歴史上に似たような状況を求めますならば、18世紀後半、江戸時代後期にさしかかるあたりの日本がそれに当たるのではないかと思っております。 当時、諸藩は今の自治体と同じく極めて深刻な財政危機に陥り、藩政改革への取り組みは不可避のものでしたが、いずれの藩についても抱えていた困難性は共通し、その対応策もまた同様のものであったそうです。それにもかかわらず、改革政治が結実した藩もあれば、お家騒動に終わった藩もございました。それはつまるところ、強い指導力を持ったリーダーを得られたかどうかにかかっていたといわれております。 明治期の思想家内村鑑三が「代表的日本人」として世界に紹介した米沢藩主上杉鷹山も、藩政改革に強いリーダーシップを発揮した一人ですが、彼が改革に着手してから一定の成果が上がるまでには、実に数十年の年月がかかったそうであります。その間、改革への思いを持続した意志の強さには頭が下がる思いがいたします。 私も「為せば成る、為さねば成らぬ何事も、成らぬは人の為さぬなりけり」という上杉鷹山の言葉を肝に銘じ、改革を断行する強い意志を持ち続けまして市民を代表されます議員各位のご協力を得ながら、市長としての職責を果たしていく所存でございます。 最後になりますが、ご提案いたしました予算案及び関係諸議案につきましては、それぞれご上程のつどご説明いたしますので、なにとぞよろしくご審議のうえ、ご議決いただきますようお願いを申し上げます。 ○議長(上田春雄君) 次に、日程第4、第1号議案「平成14年度箕面市一般会計予算」から日程第16、第13号議案「平成14年度箕面市水道事業会計予算」まで、以上13件を一括議題といたします。 議案の朗読を省略し、以上13件に対してそれぞれ提案理由の説明を求めます。 まず、第1号議案及び第2号議案について、総務部長の説明を求めます。総務部長 井上雅司君 ◎総務部長(井上雅司君) ただいまご上程になりました第1号議案「平成14年度箕面市一般会計予算」及び第2号議案「平成14年度箕面市特別会計財産事業費予算」につきまして、一括して提案理由とその内容をご説明申し上げます。 まず、第1号議案「平成14年度箕面市一般会計予算」からご説明申し上げます。 本予算は、平成14年度に係る事務事業に要する経費で、まず歳入歳出予算からご説明申し上げます。 歳入歳出予算の総額は、第1条にございますとおり、448億9,600万円の計上で、前年度と比較いたしまして5億5,300万円、1.2%の増となっております。 次に、その内容につきまして、歳出予算から款を追ってご説明申し上げます。 まず、第1款議会費、第1項議会費におきまして、議会運営等に要する経費4億5,614万8,000円の計上でございます。 次に、第2款総務費におきまして、48億2,932万9,000円の計上で、この内訳といたしまして、第1項総務管理費におきまして、庁舎管理等に要する経費39億5,487万6,000円の計上、第2項徴税費におきまして、市税の賦課徴収等に要する経費4億6,734万4,000円の計上、第3項戸籍住民基本台帳費におきまして、戸籍住民基本台帳、印鑑登録事務等に要する経費2億9,904万6,000円の計上、第4項選挙費におきまして、農業委員会委員選挙等に要する経費4,522万6,000円の計上、第5項統計調査費におきまして、統計調査事務等に要する経費2,436万4,000円の計上、第6項監査委員費におきまして、監査事務等に要する経費3,847万3,000円の計上でございます。 次に、第3款民生費におきまして、97億522万8,000円の計上で、この内訳といたしまして、第1項社会福祉費におきまして、通所授産施設等管理運営等に要する経費34億1,888万6,000円の計上、第2項児童福祉費におきまして、保育所運営等に要する経費30億3,749万2,000円の計上、第3項生活保護費におきまして、生活保護に要する経費11億5,663万2,000円の計上、第4項国民健康保険費におきまして、特別会計国民健康保険事業費への繰り出しに要する経費8億8,692万9,000円の計上、第5項老人保健医療費におきまして、特別会計老人保健医療事業費への繰り出しに要する経費5億1,961万8,000円の計上、第6項災害救助費におきまして、阪神・淡路大震災被災者自立支援等に要する経費1,355万2,000円の計上、第7項介護保険費におきまして、特別会計介護保険事業費への繰り出し等に要する経費6億7,211万9,000円の計上でございます。 次に、第4款衛生費におきまして、48億6,616万8,000円の計上で、この内訳といたしまして、第1項保健衛生費におきまして、健康診査等に要する経費13億5,346万4,000円の計上、第2項清掃費におきまして、塵芥処理等に要する経費20億9,887万4,000円の計上、第3項市民医療総合施設対策費におきまして、病院事業会計への繰り出し等に要する経費13億5,075万8,000円の計上、第4項上水道費におきまして、水道事業会計への繰り出しに要する経費6,307万2,000円の計上でございます。 次に、第5款労働費、第1項労働諸費におきまして、(仮称)就労支援センター建設工事等に要する経費4億4,545万1,000円の計上でございます。 次に、第6款農林水産業費におきまして、1億3,697万1,000円の計上で、この内訳といたしまして、第1項農業費におきまして、農地施設補修工事等に要する経費1億2,157万8,000円の計上、第2項林業費におきまして、自然保護対策等に要する経費1,539万3,000円の計上でございます。 次に、第7款商工費におきまして、1億5,010万8,000円の計上で、この内訳といたしまして、第1項商工費におきまして、商工業振興等に要する経費1億1,468万8,000円の計上、第2項消費対策費におきまして、消費生活センター運営等に要する経費1,530万2,000円の計上、第3項観光費におきまして、観光事業等に要する経費2,011万8,000円の計上でございます。 次に、第8款土木費におきまして、84億1,685万2,000円の計上で、この内訳といたしまして、第1項土木管理費におきまして、土木事務等に要する経費12億672万6,000円の計上、第2項道路橋りょう費におきまして、道路維持補修工事等に要する経費9億5,475万4,000円の計上、第3項河川費におきまして、河川維持等に要する経費1,530万2,000円の計上、第4項都市計画費におきまして、新都心整備事業用地の取得等に要する経費59億6,334万8,000円の計上、第5項住宅費におきまして、市営住宅の維持管理等に要する経費2億7,672万2,000円の計上でございます。 次に、第9款消防費、第1項消防費におきまして、常備消防等に要する経費12億9,065万8,000円の計上でございます。 次に、第10款教育費におきまして、48億772万5,000円の計上で、この内訳といたしまして、第1項教育総務費におきまして、教育指導等に要する経費8億6,700万3,000円の計上、第2項小学校費におきまして、豊川北小学校施設整備工事等に要する経費12億6,615万3,000円の計上、第3項中学校費におきまして、第二中学校プール改修工事等に要する経費5億1,639万6,000円の計上、第4項幼稚園費におきまして、幼稚園の管理運営等に要する経費3億6,896万2,000円の計上、第5項社会教育費におきまして、図書館の管理運営等に要する経費13億9,306万8,000円の計上、第6項保健体育費におきまして、第一及び第二総合運動場の管理運営等に要する経費3億9,614万3,000円の計上でございます。 次に、第11款災害復旧費、第1項災害応急対策費におきまして、災害発生時における応急対策に要する経費2,100万円の計上でございます。 次に、第12款公債費、第1項公債費におきまして、市債の元利償還等に要する経費37億1,936万2,000円の計上でございます。 次に、第13款諸支出金、第1項諸費におきまして、土地開発公社への貸し付け等に要する経費60億100万円の計上でございます。 次に、第14款予備費、第1項予備費におきまして、5,000万円の計上でございます。 以上で、歳出予算総額は448億9,600万円と相なるものでございます。 次に、歳入予算につきましてご説明申し上げます。 歳出予算総額448億9,600万円の財源措置といたしまして、まず第1款市税におきまして222億1,600万円の計上で、この内訳といたしまして、第1項市民税におきまして106億4,400万円の計上、第2項固定資産税におきまして86億1,500万円の計上、第3項軽自動車税におきまして6,600万円の計上、第4項市たばこ税におきまして5億7,500万円の計上、第5項特別土地保有税におきまして1,600万円の計上、第6項入湯税におきまして300万円の計上、第7項都市計画税におきまして22億9,700万円の計上でございます。 次に、第2款地方譲与税におきまして2億7,000万円の計上で、この内訳といたしまして、第1項自動車重量譲与税におきまして1億7,000万円の計上、第2項地方道路譲与税におきまして1億円の計上でございます。 次に、第3款利子割交付金、第1項利子割交付金におきまして3億円の計上でございます。 次に、第4款地方消費税交付金、第1項地方消費税交付金におきまして10億円の計上でございます。 次に、第5款ゴルフ場利用税交付金、第1項ゴルフ場利用税交付金におきまして500万円の計上でございます。 次に、第6款自動車取得税交付金、第1項自動車取得税交付金におきまして2億8,000万円の計上でございます。 次に、第7款地方特例交付金、第1項地方特例交付金におきまして9億8,000万円の計上でございます。 次に、第8款地方交付税、第1項地方交付税におきまして1億5,000万円の計上でございます。 次に、第9款交通安全対策特別交付金、第1項交通安全対策特別交付金におきまして、2,700万円の計上でございます。 次に、第10款分担金及び負担金におきまして、4億480万4,000円の計上で、この内訳といたしまして、第1項分担金におきまして、農地施設改修事業費分担金545万4,000円の計上、第2項負担金におきまして、保育料等3億9,935万円の計上でございます。 次に、第11款使用料及び手数料におきまして9億3,840万6,000円の計上で、この内訳といたしまして、第1項使用料におきまして、霊園使用料等7億6,787万6,000円の計上、第2項手数料におきまして、汚物取扱手数料等1億7,053万円の計上でございます。 次に、第12款国庫支出金におきまして24億5,548万3,000円の計上で、この内訳といたしまして、第1項国庫負担金におきまして、生活保護費負担金等19億120万2,000円の計上、第2項国庫補助金におきまして、新都心整備事業費補助金等5億810万4,000円の計上、第3項国庫委託金におきまして、国民年金事務費委託金等4,615万3,000円の計上、第4項国庫交付金におきまして、気象観測装置取扱交付金2万4,000円の計上でございます。 次に、第13款府支出金におきまして15億1,088万5,000円の計上で、この内訳といたしまして、第1項府負担金におきまして、保育所運営費負担金等4億435万6,000円の計上、第2項府補助金におきまして、老人医療費補助金等8億1,703万4,000円の計上、第3項府委託金におきまして、自然公園施設維持委託金等1,306万7,000円の計上、第4項府交付金におきまして、府民税徴収事務費交付金等2億7,642万8,000円の計上でございます。 次に、第14款財産収入におきまして1,975万9,000円の計上で、この内訳といたしまして、第1項財産運用収入におきまして、市有建物貸付料等1,975万7,000円の計上、第2項財産売払収入におきまして、市有地売払収入等2,000円の計上でございます。 次に、第15款寄附金、第1項寄附金におきまして、一般寄附金等6,000円の計上でございます。 次に、第16款繰入金、第1項基金繰入金におきまして、都市施設整備基金繰入金等49億9,517万円の計上でございます。 次に、第17款繰越金、第1項繰越金におきまして、前年度繰越金100万円の計上でございます。 次に、第18款諸収入におきまして、69億1,278万7,000円の計上で、この内訳といたしまして、第1項延滞金加算金及び過料におきまして、諸税滞納延滞金2,000万円の計上、第2項市預金利子におきまして、金融機関預金利子54万1,000円の計上、第3項貸付金元利収入におきまして、土地開発公社貸付金収入等60億2,103万1,000円の計上、第4項受託事業収入におきまして、工事審査等受託事業収入、63万3,000円の計上、第5項収益事業収入におきまして、競艇事業会計繰入金6億円の計上、第6項雑入におきまして、老人保健施設管理費収入等2億7,058万2,000円の計上でございます。 次に、第19款市債、第1項市債におきまして、臨時財政対策債等24億2,970万円の計上でございます。 以上で、歳入予算総額は448億9,600万円と相なるものでございます。 次に、第2条継続費につきましてご説明申し上げます。 これは第2表にございますとおり、法定外公共物等譲与事業外2件につきまして、総額及び年割額をもってお願い申し上げるものでございます。 次に、第3条債務負担行為につきましてご説明申し上げます。 これは第3表にございますとおり、箕面市土地開発公社の債務保証外7件につきまして、それぞれの期間及び限度額をもってお願い申し上げるものでございます。 次に、第4条地方債につきましてご説明申し上げます。 これは第4表にございますとおり、一般単独事業債外3件につきまして、それぞれの限度額等をもって発行いたしたくお願い申し上げるものでございます。 次に、第5条一時借入金につきましてご説明申し上げます。 これは、平成14年度における一時借入金の最高額を15億円といたしたくお願い申し上げるものでございます。 次に、第6条歳出予算の流用につきましてご説明申し上げます。 これは、各項の給料、職員手当等及び共済費に係る予算額に過不足が生じた場合、同一款内での流用ができる旨を定めたくお願い申し上げるものでございます。 以上、まことに簡単ではございますが、第1号議案のご説明といたします。 続きまして、第2号議案「平成14年度箕面市特別会計財産事業費予算」につきまして、ご説明申し上げます。 本予算は、平成14年度に係る財産区の事務事業に要する経費で、歳入歳出予算の総額は第1条にございますとおり、23億6,121万3,000円の計上で、前年度と比較いたしまして2,404万円、1.0%の減となっております。 次に、その内容につきまして、歳出予算からご説明申し上げます。 第1款財産費におきまして、23億6,121万3,000円の計上で、この内訳といたしまして、第1項財産費におきまして、地元公共事業費の積立金等に要する経費18億9,638万1,000円の計上、第2項旧財産区財産費におきまして、地元公共事業費の積立金等に要する経費4億6,483万2,000円の計上でございます。 以上で、歳出予算の総額は23億6,121万3,000円と相なるものでございます。 次に、歳入予算につきましてご説明申し上げます。 歳出予算総額23億6,121万3,000円の財源措置といたしまして、第1款財産区収入におきまして、23億6,121万3,000円の計上で、この内訳といたしまして、第1項財産区収入におきまして、前年度繰越金等18億9,638万1,000円の計上、第2項旧財産区収入におきまして、前年度繰越金等4億6,483万2,000円の計上でございます。 以上で、歳入予算の総額は23億6,121万3,000円と相なるものでございます。 以上、まことに簡単ではございますが、第1号議案「平成14年度箕面市一般会計予算」及び第2号議案「平成14年度箕面市特別会計財産事業費予算」の提案理由とその内容のご説明といたします。何とぞよろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(上田春雄君) 次に、第3号議案について競艇事業部長の説明を求めます。競艇事業部長 田中征男君 ◎競艇事業部長(田中征男君) ただいまご上程になりました第3号議案「平成14年度箕面市特別会計競艇事業費予算」につきまして、提案理由とその内容をご説明申し上げます。 本予算は、平成14年度の本市営モーターボート競走事業の執行に係る通常開催72日間、及びモーターボート競走法施行規則附則第2項第2号の規定による特別開催6日間、合計78日間に加え、ボートピア姫路、ボートピア神戸新開地における場外発売、共通会員制電話投票、GⅠ第30回高松宮記念特別競走及びSG第17回賞金王決定戦競走の場間場外発売に係る経費、並びにSG等特別競走の場間場外発売の事務の受託に関する関係経費でございまして、第1条歳入歳出予算からご説明申し上げます。 本年度の歳入歳出予算の総額は869億5,441万円で、前年度と比較いたしまして70億7,951万9,000円、8.9%の増額と相なるものでございます。その内容につきまして、歳出予算から款を追ってご説明申し上げます。 まず、第1款競艇事業費におきまして、727億707万7,000円の計上で、この内訳といたしまして、第1項総務費におきまして、選手賞金、競艇場施設借上料、モーターボート競走法第19条及び同法第20条交付金等82億5,656万9,000円の計上、第2項業務費におきまして、臨時従事員経費、場間場外委託料、及び勝舟投票券払戻金等644億5,050万8,000円の計上でございます。 次に、第2款諸支出金におきまして、139億6,067万円の計上で、この内訳といたしまして、第1項繰出金におきまして、一般会計繰出金6億円の計上、第2項納付金におきまして、地方財政法第32条の2の公営企業金融公庫納付金、及びモーターボート競走法施行規則附則第2項第2号の規定による特別競走拠出金8億5,618万2,000円の計上、第3項交付金におきまして、大阪府都市競艇組合及び新市15市交付金2億1,240万円の計上、第4項競艇事業運営基金費におきまして、競艇事業運営基金積立金100万円の計上、第5項受託事業費におきまして、第29回笹川賞競走、第12回グランドチャンピオン決定戦競走、第48回モーターボート記念競走、第5回競艇王チャレンジカップ競走の場間場外発売事務の受託に伴う勝舟投票券払戻金等関係経費122億9,108万8,000円の計上でございます。 次に、第3款予備費におきまして、2億8,666万3,000円の計上でございます。 以上で、歳出予算の総額は869億5,441万円と相なるものでございます。 次に、歳入予算につきましてご説明申し上げます。 歳出予算総額869億5,441万円の財源措置といたしまして、まず第1款競艇事業収入におきまして、741億9,761万6,000円の計上で、この内訳といたしまして、第1項勝舟投票券売上収入におきまして、勝舟投票券売上金等737億8,436万7,000円の計上、第2項入場料収入におきまして、入場料9,600万円の計上、第3項雑入におきまして、勝舟投票券払戻金端数切捨金収入、勝舟投票券払戻金時効収入及び臨時従事員社会保険料返還金等3億1,724万9,000円の計上でございます。 次に、第2款財産収入、第1項財産運用収入におきまして、競艇事業運営基金運用収入100万円の計上でございます。 次に、第3款繰越金、第1項繰越金におきまして、前年度繰越金1億円の計上でございます。 次に、第4款諸収入、第1項受託事業収入におきまして、場間場外発売に係る売上金・返還金及び場間場外発売に要する諸経費の委託金等126億5,579万4,000円の計上でございます。 以上で、歳入予算の総額は869億5,441万円と相なるものでございます。 次に、第2条一時借入金につきましてご説明申し上げます。 これは、平成14年度における一時借入金の最高額を6億円といたしたく、お願い申し上げているものでございます。 次に、第3条歳出予算の流用につきましてご説明申し上げます。 これは、各項間の給料、職員手当等及び共済費に係る予算額に過不足が生じた場合、ご議決いただかずに流用できる内容について定めているものでございます。 以上、まことに簡単でございますが、第3号議案「平成14年度箕面市特別会計競艇事業費予算」のご説明といたします。何とぞよろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(上田春雄君) 次に、第4号議案から第6号議案まで、以上3件について健康福祉部長の説明を求めます。健康福祉部長 武藤 進君 ◎健康福祉部長(武藤進君) ただいまご上程になりました第4号議案「平成14年度箕面市特別会計国民健康保険事業費予算」、第5号議案「平成14年度箕面市特別会計老人保健医療事業費予算」及び第6号議案「平成14年度箕面市特別会計介護保険事業費予算」につきまして、一括して提案理由とその内容をご説明申し上げます。 まず、第4号議案「平成14年度箕面市特別会計国民健康保険事業費予算」につきまして、ご説明申し上げます。 本予算は、平成14年度に係る箕面市国民健康保険事業の運営に要する経費でございまして、まず歳入歳出予算からご説明申し上げます。 歳入歳出予算の総額は、第1条にございますとおり84億8,676万4,000円で、前年度と比較いたしまして6,636万7,000円、0.8%の増額となっております。 次に、その内容につきまして、歳出予算から款を追ってご説明申し上げます。 まず、第1款総務費におきまして、1億3,988万7,000円の計上で、この内訳といたしまして、第1項総務管理費におきまして1億639万9,000円の計上で、これは職員9名分の人件費及び診療報酬明細書点検事務等一般事務の執行に要する経費でございます。 次に、第2項徴収費におきまして3,298万円の計上で、これは国民健康保険料の賦課徴収事務等に要する経費でございます。 次に、第3項運営協議会費におきまして50万8,000円の計上で、これは本市国民健康保険運営協議会の事務に要する経費でございます。 次に、第2款保険給付費におきまして49億3,223万4,000円の計上で、この内訳といたしまして、第1項療養諸費におきまして43億9,229万4,000円の計上で、これは一般被保険者及び退職被保険者等に係る療養給付費等の支払いに要する経費でございます。 次に、第2項高額療養費におきまして4億5,309万3,000円の計上で、これは一般被保険者及び退職被保険者等に係る高額療養費の支給に要する経費でございます。 次に、第3項移送費におきまして20万円の計上で、これは一般被保険者及び退職被保険者等に係る移送費の支給に要する経費でございます。 次に、第4項出産育児諸費におきまして6,000万円の計上で、これは出産育児一時金の支給に要する経費でございます。 次に、第5項葬祭諸費におきまして1,920万円の計上で、これは葬祭費の支給に要する経費でございます。 次に、第6項精神・結核医療給付費におきまして744万7,000円の計上で、これは被保険者の精神・結核医療に係る保険給付の支払いに要する経費でございます。 次に、第3款老人保健拠出金、第1項老人保健拠出金におきまして28億8,311万8,000円の計上で、これは本市国民健康保険被保険者のうち老人保健法の適用を受ける被保険者の医療給付に要する経費、及び老人保健の事務に要する経費に要する拠出金でございます。 次に、第4款介護納付金、第1項介護納付金におきまして4億859万3,000円の計上で、これは本市国民健康保険被保険者のうち介護保険第2号被保険者の適用を受ける被保険者に係る納付金でございます。 次に、第5款共同事業拠出金、第1項共同事業拠出金におきまして7,010万5,000円の計上で、これは高額医療費共同事業に要する経費でございます。 次に、第6款保健事業費、第1項保健事業費におきまして3,672万7,000円の計上で、これは健康家庭の表彰、医療費通知及び疾病予防の活動等に要する経費でございます。 次に、第7款諸支出金、第1項償還金及び還付加算金におきまして1,410万円の計上で、これは一般被保険者及び退職被保険者等に係る保険料の過誤納付金の還付に要する経費でございます。 次に、第8款予備費、第1項予備費におきまして200万円の計上でございます。 以上で、歳出予算の総額は84億8,676万4,000円と相なるものでございます。 次に、歳入予算につきましてご説明申し上げます。 歳出予算の総額84億8,676万4,000円の財源措置といたしまして、まず第1款国民健康保険料、第1項国民健康保険料におきまして29億9,827万円の計上で、これは一般被保険者及び退職被保険者等に係る国民健康保険料でございます。 次に、第2款使用料及び手数料、第1項手数料におきまして57万7,000円の計上で、これは国民健康保険料の督促手数料等でございます。 次に、第3款国庫支出金におきまして24億9,931万9,000円の計上で、この内訳といたしまして、第1項国庫負担金におきまして24億4,131万8,000円の計上で、これは一般被保険者に係る保険給付費、老人保健医療費拠出金及び介護納付金等に係る国庫負担金でございます。 次に、第2項国庫補助金におきまして5,800万1,000円の計上で、これは保険者に対する財政調整交付金でございます。 次に、第4款療養給付費交付金、第1項療養給付費交付金におきまして12億2,780万2,000円の計上で、これは退職被保険者等に係る保険給付費等に対する社会保険診療報酬支払基金からの交付金でございます。 次に、第5款府支出金、第1項府補助金におきまして3,511万2,000円の計上で、これは国民健康保険事業助成補助金及び老人医療等の公費助成事業の実施に伴う波及補助金等でございます。 次に、第6款共同事業交付金、第1項共同事業交付金におきまして7,009万5,000円の計上で、これは高額医療費共同事業に係る交付金でございます。 次に、第7款繰入金、第1項他会計繰入金におきまして8億8,692万9,000円の計上で、これは保険基盤安定、職員給与費等、出産育児一時金、財政安定化支援事業費、その他国民健康保険料負担緩和対策等に対する一般会計からの繰入金でございます。 次に、第8款繰越金、第1項繰越金におきまして100万円の計上で、これは前年度繰越金でございます。 次に、第9款諸収入におきまして7億6,766万円の計上で、この内訳といたしまして、第1項市預金利子におきまして1,000円の計上で、これは金融機関預金利子でございます。 次に、第2項雑入におきまして7億6,765万9,000円の計上で、これは一般被保険者及び退職被保険者等に係る交通事故等の第三者行為による損害賠償金及び社会保険等への加入による資格喪失後受診に係る返納金等でございます。 以上で、歳入予算の総額は84億8,676万4,000円と相なるものでございます。 次に、第2条歳出予算の流用につきましてご説明申し上げます。 これは、保険給付費の各項に計上した予算額に過不足が生じた場合、同一款内での流用ができる旨を定めたく、お願い申し上げるものでございます。 以上、まことに簡単ではございますが、第4号議案のご説明といたします。 続きまして、第5号議案「平成14年度箕面市特別会計老人保健医療事業費予算」につきましてご説明申し上げます。 本予算は、平成14年度に係る箕面市老人保健医療事業の運営に要する経費でございまして、まず、歳入歳出予算からご説明申し上げます。 歳入歳出予算の総額は、第1条にございますとおり92億4,527万1,000円で、前年度と比較いたしまして4億6,060万8,000円、5.2%の増額となっております。 次に、その内容につきまして、歳出予算から款を追ってご説明申し上げます。 第1款総務費、第1項総務管理費におきまして6,372万6,000円の計上で、これは職員4名分の人件費及び一般事務の執行に要する経費でございます。 次に、第2款医療諸費、第1項医療諸費におきまして91億8,104万3,000円の計上で、これは医療給付費、医療費の現金給付及び診療報酬明細書の審査支払いに要する経費でございます。 次に、第3款諸支出金、第1項償還金におきまして2,000円の計上で、これは支払基金、国及び府への交付金等の返還に要する経費でございます。 次に、第4款予備費、第1項予備費におきまして50万円の計上でございます。 以上で、歳出予算の総額は92億4,527万1,000円と相なるものでございます。 次に、歳入予算につきましてご説明申し上げます。 歳出予算の総額92億4,527万1,000円の財源措置といたしまして、まず第1款支払基金交付金、第1項支払基金交付金におきまして64億3,707万4,000円の計上で、これは医療費交付金及び審査支払手数料交付金でございます。 次に、第2款国庫支出金におきまして18億3,054万2,000円の計上で、この内訳といたしまして、第1項国庫負担金におきまして18億2,811万3,000円の計上で、これは医療費負担金でございます。 次に、第2項国庫補助金におきまして242万9,000円の計上で、これは事務費補助金でございます。 次に、第3款府支出金、第1項府負担金におきまして4億5,702万9,000円の計上で、これは医療費負担金でございます。 次に、第4款繰入金、第1項他会計繰入金におきまして5億1,961万8,000円の計上で、これは市負担分に係る一般会計からの繰入金でございます。 次に、第5款繰越金、第1項繰越金におきまして1,000円の計上で、これは前年度繰越金でございます。 次に、第6款諸収入におきまして100万7,000円の計上で、この内訳といたしまして、第1項延滞金及び加算金におきまして2,000円の計上で、これは不正利得徴収に係る延滞金及び加算金でございます。 次に、第2項市預金利子におきまして1,000円の計上で、これは金融機関預金利子でございます。 次に、第3項雑入におきまして100万4,000円の計上で、これは交通事故等の第三者行為による損害賠償金等でございます。 以上で、歳入予算の総額は92億4,527万1,000円と相なるものでございます。 以上、まことに簡単ではございますが、第5号議案のご説明といたします。 続きまして、第6号議案「平成14年度箕面市特別会計介護保険事業費予算」につきまして、ご説明申し上げます。 本予算は、平成14年度に係る箕面市介護保険事業の運営に要する経費でございまして、まず歳入歳出予算からご説明申し上げます。 歳入歳出予算の総額は、第1条にございますとおり41億5,768万7,000円で、前年度と比較いたしまして2億8,783万2,000円、7.4%の増額となっております。 次に、その内容につきまして、歳出予算から款を追ってご説明申し上げます。 まず、第1款総務費におきまして1億8,652万4,000円の計上で、この内訳といたしまして、第1項総務管理費におきまして9,814万7,000円の計上で、これは職員9名分の人件費及び一般事務の執行に要する経費でございます。 次に、第2項徴収費におきまして625万4,000円の計上で、これは介護保険料の賦課徴収事務に要する経費でございます。 次に、第3項介護認定審査会費におきまして8,212万3,000円の計上で、これは介護認定審査会及び認定調査事務に要する経費でございます。 次に、第2款保険給付費におきまして39億4,865万7,000円の計上で、この内訳といたしまして、第1項介護サービス等諸費におきまして37億3,920万9,000円の計上で、これは被保険者に係る居宅介護サービス給付費、施設介護サービス給付費、居宅介護福祉用具購入費、居宅介護住宅改修費、居宅介護サービス計画給付費等の支給に要する経費でございます。 次に、第2項支援サービス等諸費におきまして1億3,437万円の計上で、これは被保険者に係る居宅支援サービス給付費、居宅支援福祉用具購入費、居宅支援住宅改修費、居宅支援サービス計画給付費等の支給に要する経費でございます。 次に、第3項その他諸費におきまして831万5,000円の計上で、これは各種サービス費に係る審査支払手数料に要する経費でございます。 次に、第4項高額介護サービス等費におきまして6,676万3,000円の計上で、これは被保険者等に係る高額介護サービス費の給付に要する経費でございます。 次に、第3款財政安定化基金拠出金、第1項財政安定化基金拠出金におきまして1,798万3,000円の計上で、これは財政安定化基金への拠出金に要する経費でございます。 次に、第4款基金積立金、第1項基金積立金におきまして1,000円の計上で、これは介護給付費準備基金への積立金に要する経費でございます。 次に、第5款諸支出金、第1項償還金及び還付加算金におきまして252万2,000円の計上で、これは介護保険料の過誤納付金の還付に要する経費でございます。 次に、第6款予備費、第1項予備費におきまして200万円の計上でございます。 以上で、歳出予算の総額は41億5,768万7,000円と相なるものでございます。 次に、歳入予算につきましてご説明申し上げます。 歳出予算の総額41億5,768万7,000円の財源措置といたしまして、まず第1款保険料、第1項介護保険料におきまして6億9,659万2,000円の計上で、これは被保険者に係る介護保険料でございます。 次に、第2款使用料及び手数料、第1項手数料におきまして1,000円の計上で、これは介護保険料の督促手数料でございます。 次に、第3款国庫支出金におきまして9億5,990万7,000円の計上で、この内訳といたしまして、第1項国庫負担金におきまして7億8,973万8,000円の計上で、これは介護給付費等に係る国庫負担金でございます。 次に、第2項国庫補助金におきまして1億7,016万9,000円の計上で、これは保険者に対する財政調整交付金等でございます。 次に、第4款支払基金交付金、第1項支払基金交付金におきまして13億306万7,000円の計上で、これは介護給付費に係る交付金でございます。 次に、第5款府支出金、第1項府負担金におきまして4億9,358万6,000円の計上で、これは介護給付費等負担金でございます。 次に、第6款財産収入、第1項財産運用収入におきまして1,000円の計上で、これは介護給付費準備基金の運用収入でございます。 次に、第7款繰入金におきまして7億444万円の計上で、この内訳といたしまして、第1項他会計繰入金におきまして6億6,629万2,000円の計上で、これは介護給付費及び職員給与費等に係る一般会計からの繰入金でございます。 次に、第2項基金繰入金におきまして3,814万8,000円の計上で、これは介護給付費準備基金からの繰入金でございます。 次に、第8款繰越金、第1項繰越金におきまして1,000円の計上で、これは前年度繰越金でございます。 次に、第9款諸収入におきまして9万2,000円の計上で、この内訳といたしまして、第1項延滞金加算金及び過料におきまして1,000円の計上で、これは保険料督促に係る延滞金でございます。 次に、第2項市預金利子におきまして1,000円の計上で、これは金融機関預金利子でございます。 次に、第3項雑入におきまして9万円の計上で、これは交通事故等の第三者行為による損害賠償金等でございます。 以上で、歳入予算の総額は41億5,768万7,000円と相なるものでございます。 次に、第2条歳出予算の流用につきまして、ご説明申し上げます。 これは、保険給付費の各項に計上した予算額に過不足が生じた場合、同一款内での流用ができる旨を定めたく、お願い申し上げるものでございます。 以上、まことに簡単ではございますが、第4号議案「平成14年度箕面市特別会計国民健康保険事業費予算」、第5号議案「平成14年度箕面市特別会計老人保健医療事業費予算」及び第6号議案「平成14年度箕面市特別会計介護保険事業費予算」のご説明といたします。何とぞよろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(上田春雄君) 次に、第7号議案について市立病院事務局長の説明を求めます。市立病院事務局長 忽那 正君 ◎市立病院事務局長(忽那正君) ただいまご上程になりました第7号議案「平成14年度箕面市病院事業会計予算」につきまして、提案理由とその内容をご説明申し上げます。 まず、予算第2条に定めます業務の予定量でございますが、病床数350床、年間患者数、入院11万7,530人、外来24万3,530人、1日平均患者数、入院322人、外来994人を予定いたしております。 主要な建設改良事業につきましては、結石破砕装置購入費用といたしまして8,085万円を計上するものでございます。 次に、第3条に定めます収益的収入及び支出の予定額をご説明いたします。 なお、今回政府におきまして法案を提出しております医療制度改革関連につきましては、本事業会計の予算編成時点では実施時期及びその内容等が不明確であったため、入院収益及び外来収益を現行制度の内容で積算して計上し、改革関連分につきましては、必要に応じ補正予算により対応いたしたく考えておりますので、ご了承賜りますようお願い申し上げます。 収益的収入及び支出の予定額といたしまして、収入70億3,028万1,000円、支出75億5,769万4,000円の計上で、その内容につきまして支出予定額からご説明申し上げます。 第1款病院事業費用、第1項医業費用におきまして72億6,510万7,000円の計上で、これは職員の給与費、診療に要する材料費及び病院の維持管理に要する経費等でございます。 次に、第2項医業外費用におきまして2億4,049万1,000円の計上で、これは企業債発行に係る支払利息等でございます。 次に、第3項介護サービス事業費用におきまして3,209万6,000円の計上で、介護サービス事業の訪問リハビリテーションに係る職員の給与費、診療に要する材料費及び事業に要する経費等でございます。 次に、第4項予備費におきまして2,000万円の計上でございます。 以上、これら支出予定額に対する財源措置といたしまして、収入予定額につきましてご説明申し上げます。 第1款病院事業収益、第1項医業収益におきまして62億8,993万6,000円の計上で、これは入院収益、外来収益及び室料差額等に係る収入でございます。 次に、第2項医業外収益におきまして7億824万9,000円の計上で、これは受取利息及び一般会計からの負担金、補助金等でございます。 次に、第3項介護サービス事業収益におきまして3,209万6,000円の計上で、これは訪問リハビリテーション収入及び一般会計からの負担金でございます。 以上、本年度の収益的収入及び支出におきまして、差し引き5億2,741万3,000円の財源不足と相なるものでございます。 次に、第4条に定めます資本的収入及び支出の予定額といたしまして、収入3億9,012万1,000円、支出5億5,757万3,000円の計上で、その内容につきまして支出予定額からご説明申し上げます。 第1款資本的支出、第1項建設改良費におきまして3億4,300万5,000円の計上で、これはオーダリングシステム整備事業、及び電子カルテ構築事業に伴います開発委託及び端末機等購入に要する経費等でございます。 次に、第2項企業債償還金におきまして2億1,292万8,000円の計上で、これは病院事業に係る企業債の本年度分償還元金でございます。 次に、第3項貸付金におきまして114万円の計上で、これは修学資金貸付金でございます。 次に、第4項予備費におきまして50万円の計上でございます。 以上、これら支出予定額に対する財源措置といたしまして、収入予定額につきましてご説明申し上げます。 第1款資本的収入、第1項企業債におきまして1億2,020万円の計上で、これはオーダリングシステム整備事業に充当する企業債でございます。 次に、第2項出資金におきまして2億3,301万円の計上で、これは一般会計からの出資金でございます。 次に、第3項負担金におきまして3,690万9,000円の計上で、これは一般会計からの負担金でございます。 次に、第4項固定資産売却代金におきまして1,000円の計上でございます。 次に、第5項諸収入におきまして1,000円の計上でございます。 以上、本年度の資本的収入及び支出におきまして、差し引き1億6,745万2,000円の財源不足と相なるものでございますが、この不足額につきましては過年度分の損益勘定留保資金をもって補てんしようとするものでございます。 次に、第5条におきまして、本年度におけるオーダリングシステム整備事業に係る企業債の借り入れ限度額を1億2,020万円として、借り入れ条件等を定めようとするものでございます。 次に、第6条におきまして、資金の効率的な運用を行うための一時借入金の限度額を3億円と定めるものでございます。 次に、第7条におきまして、支出予定の各項の経費の金額の流用につきまして、各項に計上した職員給与費に係る予算額に過不足を生じた場合において、それぞれ流用することができることを定めるものでございます。 次に、第8条におきまして、議会の議決を経なければ流用することのできない経費として、職員給与費40億7,553万6,000円、交際費26万円を定めるものでございます。 次に、第9条におきまして、一般会計から補助を受け入れる額を医業繰入金11億3,923万9,000円と、介護サービス事業繰入金1,373万5,000円との合計額、11億5,297万4,000円と定めるものでございます。 次に、第10条におきまして、本年度内におけるたな卸資産の購入限度額を9億454万4,000円と定めるものでございます。 次に、第11条におきまして、本年度における重要な資産の取得としまして、診療の要に供する医療機器として結石破砕装置一式の購入を予定いたしておるものでございます。 以上、まことに簡単でございますが、第7号議案「平成14年度箕面市病院事業会計予算」の提案理由とその内容のご説明といたします。何とぞよろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(上田春雄君) この際、暫時休憩いたします。     (午後2時53分 休憩)---------------------------------------     (午後3時15分 再開) ○議長(上田春雄君) これより休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、第8号議案から第11号議案まで、以上4件について都市整備部長の説明を求めます。都市整備部長 芝山邦雄君 ◎都市整備部長(芝山邦雄君) ただいまご上程になりました第8号議案「平成14年度箕面市特別会計牧落住宅団地事業費予算」、第9号議案「平成14年度箕面市特別会計萱野中央土地区画整理事業費予算」、第10号議案「平成14年度箕面市特別会計小野原西土地区画整理事業費予算」及び第11号議案「平成14年度箕面市特別会計公共用地先行取得事業費予算」につきまして、一括して提案理由とその内容をご説明申し上げます。 まず、第8号議案「平成14年度箕面市特別会計牧落住宅団地事業費予算」につきましてご説明申し上げます。 本予算は、平成14年度に係る牧落住宅団地事業の執行に要する経費で、歳入歳出予算の総額は、第1条にございますとおり2,237万5,000円の計上で、前年度と比較いたしまして160万6,000円、約6.7%の減額となっております。 次に、その内容につきまして、歳出予算から款を追ってご説明申し上げます。 まず、第1款土木費、第1項住宅費におきまして2,227万5,000円の計上で、これは職員1名分の給与、本住宅の維持管理及び牧落住宅団地施設整備基金への積立金に要する経費でございます。 次に、第2款予備費、第1項予備費におきまして10万円の計上でございます。 以上で、歳出予算の総額は2,237万5,000円となるものでございます。 次に、歳入予算につきましてご説明申し上げます。 歳出予算総額2,237万5,000円の財源措置といたしまして、まず第1款使用料及び手数料におきまして2,237万2,000円の計上で、この内訳といたしましては、第1項使用料におきまして2,237万1,000円の計上で、これは本住宅60戸の住宅使用料及び駐車場使用料等でございます。第2項手数料におきまして1,000円の計上で、これは市営住宅駐車場使用承諾証明手数料でございます。 次に、第2款財産収入、第1項財産運用収入におきまして1,000円の計上で、これは牧落住宅団地施設整備基金運用収入でございます。 次に、第3款繰越金、第1項繰越金におきまして1,000円の計上で、これは前年度からの繰越金でございます。 次に、第4款諸収入、第1項市預金利子におきまして1,000円の計上で、これは金融機関預金利子でございます。 以上で、歳入予算の総額は2,237万5,000円となるものでございます。 引き続きまして、第9号議案「平成14年度箕面市特別会計萱野中央土地区画整理事業費予算」につきましてご説明申し上げます。 本予算は、平成14年度に係る萱野中央土地区画整理事業の執行に要する経費で、歳入歳出予算の総額は、第1条にございますとおり14億5,853万1,000円の計上で、前年度と比較いたしまして3億3,732万2,000円、約18.8%の減額となっております。 次に、その内容につきまして、歳出予算から款を追ってご説明申し上げます。 まず、第1款土木費、第1項都市計画費におきまして14億4,820万円の計上で、これは職員7名分の給与、道路築造等工事及び建物等移転補償などに要する経費でございます。 次に、第2款公債費、第1項公債費におきまして983万1,000円の計上で、これは借入金償還金及び利子でございます。 次に、第3款予備費、第1項予備費におきまして50万円の計上でございます。 以上で、歳出予算の総額は14億5,853万1,000円となるものでございます。 次に、歳入予算につきましてご説明申し上げます。 歳出予算総額14億5,853万1,000円の財源措置といたしまして、まず第1款国庫支出金、第1項国庫補助金におきまして9,580万4,000円の計上で、これは土地区画整理事業に係る国庫補助金でございます。 次に、第2款府支出金、第1項府補助金におきまして1,325万6,000円の計上で、これは土地区画整理事業に係る府補助金でございます。 次に、第3款繰入金、第1項他会計繰入金におきまして6億7,380万7,000円の計上で、これは一般会計からの繰入金でございます。 次に、第4款繰越金、第1項繰越金におきまして1,000円の計上で、これは前年度からの繰越金でございます。 次に、第5款諸収入におきまして6億3,976万3,000円の計上で、この内訳といたしましては、第1項市預金利子におきまして1,000円の計上で、これは金融機関預金利子でございます。第2項受託事業収入におきまして6億3,976万1,000円の計上で、これは国道423号改良工事受託事業収入でございます。第3項雑入におきまして1,000円の計上で、これは非常勤職員等の雇用保険料個人負担金でございます。 次に、第6款市債、第1項市債におきまして3,590万円の計上で、これは萱野中央土地区画整理事業債でございます。 以上で、歳入予算の総額は14億5,853万1,000円となるものでございます。 次に、第2条地方債につきましてご説明申し上げます。 これは第2表にございますとおり、一般公共事業債3,590万円の限度額をもって市債の発行をお願い申し上げるものでございます。 引き続きまして、第10号議案「平成14年度箕面市特別会計小野原西土地区画整理事業費予算」につきましてご説明申し上げます。 本予算は、平成14年度に係る小野原西土地区画整理事業の執行に要する経費で、歳入歳出予算の総額は、第1条にございますとおり11億1,527万7,000円の計上で、前年度と比較いたしまして5,602万5,000円、約5.3%の増額となっております。 次に、その内容につきまして、歳出予算から款を追ってご説明申し上げます。 まず、第1款土木費、第1項都市計画費におきまして11億1,041万3,000円の計上で、これは職員9名分の給与、宅地造成等工事及び建物等移転補償などに要する経費でございます。 次に、第2款公債費、第1項公債費におきまして436万4,000円の計上で、これは借入金償還利子でございます。 次に、第3款予備費、第1項予備費におきまして50万円の計上でございます。 以上で、歳出予算の総額は11億1,527万7,000円となるものでございます。 次に、歳入予算につきましてご説明申し上げます。 歳出予算総額11億1,527万7,000円の財源措置といたしまして、まず第1款国庫支出金、第1項国庫補助金におきまして6,000万円の計上で、これは土地区画整理事業に係る国庫補助金でございます。 次に、第2款繰入金、第1項他会計繰入金におきまして1億2,977万4,000円の計上で、これは一般会計からの繰入金でございます。 次に、第3款繰越金、第1項繰越金におきまして1,000円の計上で、これは前年度からの繰越金でございます。 次に、第4款諸収入におきまして2,000円の計上で、この内訳といたしましては、第1項市預金利子におきまして1,000円の計上で、これは金融機関預金利子でございます。第2項雑入におきまして1,000円の計上で、これは非常勤職員の雇用保険料個人負担金でございます。 次に、第5款市債、第1項市債におきまして9億2,550万円の計上で、これは小野原西土地区画整理事業債でございます。 以上で、歳入予算の総額は11億1,527万7,000円となるものでございます。 次に、第2条地方債につきましてご説明申し上げます。 これは第2表にございますとおり、一般公共事業債550万円、地域開発事業債9億2,000万円の限度額をもって市債の発行をお願い申し上げるものでございます。 引き続きまして、第11号議案「平成14年度箕面市特別会計公共用地先行取得事業費予算」につきましてご説明申し上げます。 本予算は、土地開発公社経営健全化に伴います公共用地先行取得事業の執行に要する経費で、歳入歳出予算の総額は、第1条にございますとおり12億3,566万1,000円の計上で、前年度と比較いたしまして4億642万5,000円、約49%の増額となっております。 次に、その内容につきまして、歳出予算から款を追ってご説明申し上げます。 まず、第1款土地取得費、第1項土地取得費におきまして11億8,039万7,000円の計上で、これは土地開発公社が保有する土地の購入費でございます。 次に、第2款公債費、第1項公債費におきまして5,526万4,000円の計上で、これは借入金償還金及び利子でございます。 以上で、歳出予算の総額は12億3,566万1,000円となるものでございます。 次に、歳入予算につきましてご説明申し上げます。 歳出予算総額12億3,566万1,000円の財源措置といたしまして、まず第1款財産収入、第1項財産運用収入におきまして1,000円の計上で、これは市所有地貸付料でございます。 次に、第2款繰入金、第1項他会計繰入金におきまして5,535万8,000円の計上で、これは一般会計からの繰入金でございます。 次に、第3款繰越金、第1項繰越金におきまして1,000円の計上で、これは前年度からの繰越金でございます。 次に、第4款諸収入、第1項市預金利子におきまして1,000円の計上で、これは金融機関預金利子でございます。 次に、第5款市債、第1項市債におきまして11億8,030万円の計上で、これは公共用地先行取得事業債でございます。 以上で、歳入予算の総額は12億3,566万1,000円となるものでございます。 次に、第2条地方債につきましてご説明申し上げます。 これは第2表にございますとおり、公共用地先行取得事業債11億8030万円の限度額をもって市債の発行をお願い申し上げるものでございます。 以上、まことに簡単ではございますが、第8号議案「平成14年度箕面市特別会計牧落住宅団地事業費予算」、第9号議案「平成14年度箕面市特別会計萱野中央土地区画整理事業費予算」、第10号議案「平成14年度箕面市特別会計小野原西土地区画整理事業費予算」及び第11号議案「平成14年度箕面市特別会計公共用地先行取得事業費予算」の提案理由とその内容のご説明とさせていただきます。何とぞよろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(上田春雄君) 次に、第12号議案及び第13号議案について水道部長の説明を求めます。水道部長 梶田靖彦君 ◎水道部長(梶田靖彦君) ただいまご上程になりました第12号議案「平成14年度箕面市特別会計公共下水道事業費予算」及び第13号議案「平成14年度箕面市水道事業会計予算」につきまして、一括して提案理由とその内容をご説明申し上げます。 まず、第12号議案「平成14年度箕面市特別会計公共下水道事業費予算」につきましてご説明申し上げます。 本予算は、平成14年度に係る本市の公共下水道の執行に要する経費でございまして、歳入歳出予算からご説明申し上げます。 歳入歳出予算の総額は、第1条にございますとおり28億4,389万3,000円の計上で、前年度と比較いたしまして2億7,468万円、10.7%の増額となっております。 次に、その内容につきまして、歳出予算から款を追ってご説明申し上げます。 まず、第1款衛生費におきまして17億5,176万7,000円の計上で、この内訳といたしまして、第1項下水道管理費におきまして職員16名の給与、下水道施設の維持管理及び萱野汚水中継ポンプ場施設の維持管理等に要する経費、5億8,440万円の計上。第2項下水道事業費におきまして、汚水及び雨水の管渠築造工事並びに猪名川及び安威川流域下水道事業費負担金等に要する経費、11億6,736万7,000円の計上でございます。 次に、第2款公債費、第1項公債費におきまして、公共及び流域下水道事業債の元利償還金等に要する経費、10億9,162万6,000円の計上でございます。 次に、第3款予備費、第1項予備費におきまして50万円の計上でございます。 以上で、歳出予算額は28億4,389万3,000円と相なるものでございます。 次に、歳入予算につきましてご説明申し上げます。 歳出総額28億4,389万3,000円に対する財源措置といたしまして、第1款分担金及び負担金、第1項負担金におきまして、公共下水道事業受益者負担金313万5,000円の計上でございます。 次に、第2款使用料及び手数料におきまして14億5,271万1,000円の計上で、この内訳といたしまして、第1項使用料におきまして下水道使用料等14億5,266万4,000円の計上。第2項手数料におきまして、責任技術者登録手数料等4万7,000円の計上でございます。 次に、第3款国庫支出金、第1項国庫補助金におきまして、公共下水道事業費補助金1億3,150万円の計上でございます。 次に、第4款財産収入、第1項財産運用収入におきまして、水洗便所改造資金貸付基金運用収入3万3,000円の計上でございます。 次に、第5款繰入金、第1項他会計繰入金におきまして、一般会計繰入金8億7,814万2,000円の計上でございます。 次に、第6款諸収入におきまして507万2,000円の計上でございます。この内訳といたしまして、第1項市預金利子におきまして、金融機関預金利子1万円の計上。第2項雑入におきまして、消費税還付金等506万2,000円の計上でございます。 次に、第7款市債、第1項市債におきまして、公共及び流域下水道事業債3億7,330万円の計上でございます。 以上をもちまして、歳入歳出予算のご説明とさせていただきます。 次に、第2条継続費につきましてご説明申し上げます。 これは第2表にございますとおり、西小路地区の雨水管築造事業につきまして総額2億4,927万4,000円、年割額平成14年度1億2,776万7,000円、平成15年度1億2,150万7,000円をもってお願いを申し上げるものでございます。 次に、第3条債務負担行為につきましてご説明申し上げます。 これは第3表にございますとおり、平成14年度電子計算機借上事業(会計・資産管理業務)につきまして、所要の期間及び限度額をもって債務負担行為の設定をいたすものでございます。 次に、第4条地方債につきましてご説明申し上げます。 これは第4表にございますとおり、公共下水道債2億4,410万円、流域下水道事業債1億2,920万円の限度額をもって発行いたしたく、お願い申し上げるものでございます。 次に、第5条一時借入金につきましてご説明申し上げます。 これは、平成14年度における一時借入金の限度額を1億5,000万円といたしたくお願い申し上げるものでございます。 続きまして、第13号議案「平成14年度箕面市水道事業会計予算」につきましてご説明申し上げます。 まず、予算第2条の業務の予定量でございますが、給水戸数は5万5,100戸、年間総配水量は1,513万6,000立方メートル、1日平均配水量は4万1,468立方メートルを予定いたしております。 主要な建設改良事業でございますが、拡張事業におきまして2億802万6,000円、新営改良事業におきまして2億2,724万3,000円、北部水道創設事業におきまして7,904万7,000円のそれぞれの計上でございます。 次に、第3条に定めます収益的収入及び支出の予定額でございますが、収入31億3,431万2,000円、支出30億5,357万8,000円の計上で、その内訳といたしましては、支出予定額からご説明申し上げます。 第1款水道事業費用、第1項営業費用26億9,940万6,000円、第2項簡易水道営業費用3,515万4,000円のそれぞれの計上は、受水費、動力費、水道施設の維持管理費、職員給与費等の事業運営費及び給配水管整備等工事費、固定資産の減価償却費等でございます。 次に、第3項営業外費用3億1,119万7,000円の計上は、企業債の支払利息、消費税及び地方消費税等でございます。 次に、第4項特別損失282万1,000円の計上は、過年度損益修正損等でございます。 次に、第5項予備費500万円の計上でございます。 以上、これら支出予定額に対する財源措置といたしまして、収入予定額につきましてご説明を申し上げます。 まず、第1款水道事業収益、第1項営業収益28億87万1,000円、第2項簡易水道営業収益2,033万2,000円のそれぞれの計上は、水道料金等の給水収益、各受託工事に係る受託工事収益及び手数料等のその他の営業収益でございます。 次に、第3項営業外収益3億1,310万8,000円の計上は、口径別納付金、一般会計からの補助金、下水道使用料徴収業務等の受託事業収益及び預金利息等でございます。 次に、第4項特別利益1,000円の計上は、固定資産売却益でございます。 以上、収益的収入及び支出の予定額におきまして、差し引き8,073万4,000円の黒字と相なるものでございます。 次に、第4条に定めます資本的収入及び支出の予定額といたしまして、収入3億439万2,000円、支出7億8,662万5,000円の計上で、その内容につきまして、支出予定額からご説明申し上げます。 まず、第1款資本的支出、第1項建設改良費5億3,815万8,000円の計上は、第5次拡張事業及び新営改良事業に係る配水管敷設工事費、負担金工事費、職員給与費等の事業運営費並びにメーター等の固定資産購入費、北部水道建設費、濁度計等の簡易水道固定資産購入費でございます。 次に、第2項企業債償還金2億4,846万7,000円の計上は、上水道事業に係る企業債の本年度分償還元金でございます。 以上、これら支出予定額に対する財源措置として、収入予定額につきましてご説明申し上げます。 まず、第1款資本的収入、第1項企業債1,470万円の計上は、第5次拡張事業に充当する企業債でございます。 次に、第2項工事負担金2億1,064万1,000円の計上は、開発者等からの依頼により本市が施行します配水管敷設等に伴う工事負担金、及び国際文化公園都市府営水分水施設負担金等でございます。 次に、第3項固定資産売却代金4,000円の計上は、固定資産の売却代金でございます。 次に、第4項繰入金110万7,000円、第5項国庫補助金3,952万3,000円、第6項出資金55万3,000円、第7項借入金430万8,000円、第8項創設負担金3,355万6,000円は、それぞれ北部水道の水源確保に要します費用の財源として計上いたすものでございます。 以上、資本的収入及び支出の予定額におきまして、差し引き4億8,223万3,000円の財源不足と相なるものでございますが、この不足額につきましては当年度分損益留保資金3億5,492万円、建設改良積立金1億1,771万9,000円、並びに当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額959万4,000円をもって補てんしようとするものでございます。 次に、第5条におきまして、債務負担行為の設定をお願いいたすものでございますが、まず浄水施設等警備業務委託その2におきましては、期間平成18年度までとし、限度額を250万円で、次に、平成14年度自動車賃借におきましては、期間は平成19年度までとし、限度額を1,162万2,000円で、次に、上下水道料金計算等徴収業務用電子計算機器賃借におきましては、期間は平成19年度までとし、限度額を3,320万8,000円で、次に、複合機賃借におきましては、期間は平成18年度までとし、限度額を554万4,000円で、次に、平成14年度財務会計システム用電子計算機器及びソフト賃借におきましては、期間は18年度までとし、限度額を240万円で、次に、平成14年度水道情報システム用電子計算機器及びソフト賃借におきましては、期間は平成18年度までとし、限度額を703万3,000円として、それぞれ設定をお願いいたすものでございます。 次に、第6条におきまして、第5次拡張事業に係る企業債の借入限度額を1,470万円とし、借り入れ条件等を定めようとするものでございます。 次に、第7条におきまして、資金の効率的な運用を行うための一時借入金の限度額を1億円と定めるものでございます。 次に、第8条におきまして、議会の議決を経なければ流用することのできない経費として、職員給与費7億5,243万6,000円及び交際費20万円を定めるものでございます。 次に、第9条におきまして、一般会計から補助金及び繰入金として受ける額を5,821万円と定めるものでございます。 次に、第10条におきましては、たな卸資産の購入限度額を2,344万7,000円と定めるものでございます。 以上、まことに簡単ではございますが、第12号議案「平成14年度箕面市特別会計公共下水道事業費予算」及び第13号議案「平成14年度箕面市水道事業会計予算」の提案理由とその内容のご説明といたします。何とぞよろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(上田春雄君) ただいま議題となっております議案13件につきましては、本日は提案理由の説明のみといたし、3月6日の本会議第3日において取り扱うことといたします。 次に、日程第17、第21号議案「箕面市一般職の職員の給与に関する条例等改正の件」を議題といたします。 議案を朗読いたさせます。事務局長 奥野三十四君
    事務局長(奥野三十四君)    (議案朗読) ○議長(上田春雄君) 助役から提案理由の説明を求めます。助役 芝 寅勇君 ◎助役(芝寅勇君) ただいまご上程になりました第21号議案「箕面市一般職の職員の給与に関する条例等改正の件」につきまして、提案理由とその内容をご説明申し上げます。 本件は、保健婦助産婦看護婦法の一部を改正する法律が平成13年12月12日に公布され、その施行日が平成14年3月1日と定められたことに伴い、関係条例中の規定を改正しようとするものでございます。 改正の内容といたしましては、箕面市一般職の職員の給与に関する条例、箕面市看護婦等修学資金貸与条例、一般職の職員の特殊勤務手当に関する条例、及び箕面市訪問看護サービス手数料条例におきまして、「保健婦及び保健士」を「保健師」に、「助産婦」を「助産師」に、「看護婦及び看護士」を「看護師」に、「准看護婦及び准看護士」を「准看護師」とするとともに、「箕面市看護婦等修学資金貸与条例」の題名を「箕面市看護師等修学資金貸与条例」とするものでございます。 以上、まことに簡単ではございますが、第21号議案のご説明といたします。何とぞよろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(上田春雄君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。  (“なし”の声あり) ○議長(上田春雄君) ないようでございますので、これにて質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件については委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。  (“異議なし”の声あり) ○議長(上田春雄君) ご異議なしと認めます。 よって本件については委員会付託を省略することに決定いたしました。 これより討論に入ります。討論はありませんか。  (“なし”の声あり) ○議長(上田春雄君) ないようでございますので、これにて討論を終結いたします。 よってこれより、第21号議案「箕面市一般職の職員の給与に関する条例等改正の件」を採決いたします。 本案を原案どおり決することにご異議ありませんか。  (“異議なし”の声あり) ○議長(上田春雄君) ご異議なしと認めます。 よって本件は原案どおり可決されました。 以上をもって本日の日程は全部終了しました。 お諮りいたします。本日はこれをもって散会し、明2月22日から3月4日まで11日間議案調査のため休会し、3月5日午前10時より本会議を再開いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。  (“異議なし”の声あり) ○議長(上田春雄君) ご異議なしと認めます。 よって明2月22日から3月4日まで11日間休会し、3月5日午前10時より本会議を再開することに決しました。 本日はこれをもって散会いたします。     (午後3時48分 散会)  ------------------------------ 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。                箕面市議会議長    上田春雄                箕面市議会議員    名手宏樹                箕面市議会議員    内海辰郷...